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2009年8月15日 (土)

爆笑問題のニッポンの教養 FILE043

再放送ですが、昨晩見ました。

FILE043:「アートのハート 後編 ~伝えること 伝わること~」

内側に居るので、外から見て語ると、こーいう感じなんだ・・・
客観的に見られて面白かったです。

芸大は「作家を世に送り出すタイプの大学にしたい」
と聞いていましたが、
そんな空気、構内に感じましたね。
私が居た環境は、即戦力の企業向けが主だったので、
ビジネスなアートという思考+担当してくださった教授が
筋金入りの芸術家タイプだった=現在の私が居ます。ミックスです。

随分前に聞かれた事があるのですが、
「この展示作品全部、ご自分の物で、どんな気分ですか?」

作品は仕上がって手を離れれば、自分のモノではないというか、
別モノになる・・・感覚でして。
後は、周りの環境が作ってくれるというか
包んでくれるというか
進化させてくれるというか

そんな感じです、と答えましたら
かなり驚かれていました。
「私の!私の!」なんていう所有感覚はゼロです。
仕上がったその日に、お別れします。
額に入ったその時は、
「きれいな洋服着せてもらって良かったね」

巣立った子供と同じなのでしょうか?

所有感覚・・・例えば、自分の犬だったら
「私の犬!」ってなれるんだろうな~と思っていました。
ところが、実際、自分の犬も、
犬の身体は犬本人?の持ち物だし、
周りの環境や人々との共同体・・・
皆に可愛がられて、その一部に溶け込んでいました。
馬も同じ。
最終責任者って事だけです。

作品も同じかもしれませんね。
最終責任というか、ずっと見守る立場です。
生みの親なので・・・。

世の中との時空の違いを感じ、適合できていない事に
イラッときていましたが、
そうですよねー所詮時空が違うので、イラッとするだけ無駄。
やはり「いつか見られるかもしれないじゃん」派なので。
もちろん、その努力はしますけど、後はそういう時間間隔。
O型のせいか?と思っておりましたが、
そういう分野に居るので、時空感覚がそっちに
合ってしまっていたようです。

来週は「表現力!爆笑問題×東京藝術大学」
スペシャル版のようです。

090812_141901
ブラジル料理店の壁面。
丸やグルグルでまとめてありました。
面白いですね。

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